ゲームマスター
ここでは、GMとしてセッションを行うために必要な項目を記載しています。
体験版「救世主の箱庭」の準備
体験版では、ミニサプリメント掲載のシナリオ「救世主の箱庭」を遊ぶことができます。
以下の手順に沿ってセッションの準備をしましょう。
部屋を作成する
オンラインセッションツールを用いて、セッションを遊ぶ部屋を作成しましょう。
以下の体験版用の素材セットは、Dead or Alice のプレイにのみ利用することができます。
これらの素材を利用する場合、著作権がSkyScraperProjectにあることを明記してください。
CCFOLIAルームデータ

zipファイルを解凍せず、ルーム上にドラッグアンドドロップしてください。PKデータはシーン一覧で切り替え可能です。
画像素材のみ

Udonarium使用例はこちら
ココフォリア使用例はこちら捨て札を山札へ戻す方法
PKの確認
「救世主の箱庭」は3人のPCが協力してPK(Player Killer)を倒す協力傾向のシナリオとなります。
後述の「体験版のPK」を参照し、今回使用するPKを確認しましょう。
使用するMODの確認
GMはより楽しい体験をプレイヤーに提供するため、全体の流れやお茶会・裁判のルールを自由に改変することができます。
この改変のことをモディフィケーション(MOD)と呼びます。
「救世主の箱庭」では、以下の3点のMODのみ使用します。
技能MOD『予知』効果変更(任意)
オンラインセッションツールに「山札から好きなトランプを引く」機能がない場合に適用するMODです。
『予知』を次の効果に変更できます。
予知
A
自身
捨て札からA・ジョーカーを除く好きなカードを1枚選んで手札に加える。
お茶会MOD「ラウンド変更」
お茶会のラウンド数を変更します。
お茶会は通常2ラウンドで終了しますが、ラウンド数を増減できます。ラウンドが少ないほど難易度が上がる傾向にあります。
このとき、PKの手番数は〔ラウンド数×PC人数/2〕に変更されます。
セッション前にプレイヤーにラウンド数とPKの手番数を伝えるようにしてください。
お茶会MOD「PK追加行動」
お茶会でのPKの手番を増やします。
PKのお茶会の手番数は2ラウンドで3回、「ラウンド変更」を適用しても〔ラウンド数×PC人数/2〕ですが、
PKが横槍しないことを条件に、PKの手番数を〔ラウンド数〕追加しても構いません。

このMODを使用する場合、PKが『ヤリイカ』を持つ意味がなくなります。
『ヤリイカ』を消し、代わりに別の小道具を持たせてください。
シーン表
「救世主の箱庭」では、以下の「館シーン表」を使用します。
1D12 描写
1 居間。ソファとテーブル、暖炉と石炭。棚には食器やティーセットなどが一通り揃っている。
2 食堂。幾つかのテーブルと椅子。誰かのために、何人分かの料理が用意されている。
3 厨房。調理器具が保管されている。かまどがあり、ここにも石炭が用意されている。
4 寝室。簡素だが大きめのベッドと、暖かい毛布が用意されている。
5 倉庫。雑多な生活用品や農具が取り揃えられている。保存食の貯蔵庫にもなっている。
6 書斎。詩や物語など、特に役に立ちそうも無い本ばかり並んでいる。暇つぶしには良いかもしれない。
7 客室。客人を泊める部屋のようだ。使用中でなければ、ベッドメイキングはされていない。
8 礼拝堂。小さな祭壇が設けられており、小規模ながらステンドグラスとオルガンもある。
9 クローゼット。一部屋丸ごとクローゼットになっていて、多種多様な服が用意されている。
10 アトリエ。よくわからない絵画作品や彫刻が飾られている。少し不気味だ。
11 庭園。この世界では植物が高価なため、間に合わせで造花が植えられている。
12 玄関。ちょっとしたホールになっていて、応接間も兼ねているようだ。
体験版のPK
「救世主の箱庭」では、以下の2種のPKを使用します。


PCとPKの主な違いは以下の通りです。体験版では、PC作成と同じ項目や能力の計算方法は省略しています。
@ 種別
PKは大まかに「亡者」「救世主」の2種類存在します。
亡者はアイテムを持たない代わりに、HPが高く、一発の攻撃が強力です。
救世主はアイテムを持ち、配下を活かした戦いを得意とします。あと、意思の疎通がとれます。
A 技能とデッキ
通常の「技能」に加え、PK専用の技能も習得しています。
B イカサマ
PKは切り札を持たず、かわりに「イカサマ」という特別な技能を習得できます。
イカサマは自身に特定の能力を付与します。詳細な効果は「PK専用」のイカサマを参照してください。
C 宝物
亡者
凶器は以下の亡者の凶器、衣裳は「宝物」の『普段着』を装備しています。小道具はありません。
亡者の凶器
0
1D6+【猟奇】
なし
PCが2人のときに1、PCが3人のときに3、威力が増加する。
救世主
PCと同様に「凶器」「衣裳」「小道具」合わせて4つまで入手できます。『素手』『普段着』は数に含めません。

更に3つまで小道具を追加で入手しています。
D 心の疵
亡者
亡者の場合はトラウマや異常性ではなく、弱点となる情報を設定します。
救世主
PC作成時と同様です。
E 配下
PKは2人の配下を連れています。キャラクターシートの配下タブから詳細を確認することができます。
こちらも、体験版では能力の計算方法を省略しています。
@ 種別
配下は、ただ集まっているだけの「有象無象」と、六ペンスコインの加護を受けた「精鋭」の2種類存在します。
亡者の配下の種別は有象無象、救世主の配下の種別は精鋭となります。
A 特性
配下はデッキを持たず、裁判中に手札も引きませんが、代わりに「特性」という特殊な効果を持ちます。
特性は特筆がない限り、配下が〈昏倒〉している間は効果を失います。
今回は以下の「技能習得」のみ使用します。
技能習得
なし